フレンチクルーラー
こんにちは、照り焼きチキンです。
こどもが夏休みに入りました。
何して遊ばせようか悩み中です。
この辺は鯉の餌やりくらいしか娯楽がないので、何か家でできるメイキングトイでも買おうかな。
さて、今日は『フレンチクルーラー』の作り方を書いていきたいと思います。
今回作るのは
- フレンチクルーラー
- エンゼルフレンチ
- ストロベリーカスタード
- ショコラフレンチ
- エンゼルショコラ
- ショコラカスタード
こちらもだいたい本物と同じ大きさです。
いきなり難易度が★2つから★5つになります。
材料・道具
- ウォッシャブルフェルト
- 刺繍糸
- 手芸綿
(全種合計42個作るのに500gくらい必要) - 針(9号短針)
- 刺繍針
- はさみ
- セロハンテープ
- ピンセット
- チャコペン
フェルトと刺繍糸についてはこちらを参考にしてください。
針は自分の縫いやすいものを使ってください。
私は縫い合わせるときは9号短針、刺繍するときには刺繍針を使います。
ハサミは裁ちばさみより、小回りの利く工作ばさみのほうがいいと思います。
セロハンテープは大量に使用するのであらかじめ何巻きか購入しておいてください。
ピンセットは100均のものでいいので、あると格段に綿詰めが捗ります。
特にフレンチクルーラーのように小さいパーツに綿を入れるときは必須と言ってもいいです。
フェルトにチャコペンで書いてもどんどん消えていってしまいますが、チャコエースⅡを使うことが多いです。
場合によってはシャーペンやボールペンで書いています。
『フレンチクルーラー』の型紙
↓↓ダウンロードはこちらから↓↓
フェルトのドーナツ 型紙.pdf - Google ドライブ
A4サイズで印刷してください。
全ドーナツの型紙が一緒になっています
『フレンチクルーラー』の作り方
1,型紙を使ってフェルトを切る
型紙を使ったフェルトの切り方はこちらで紹介しています。
2,1個作るのに必要なパーツ
ウォッシャブルフェルト
- フレンチクルーラー(RN-32 クリームイエロー) ×12
刺繍糸
- クリームイエロー DMC 744
3,パーツを作る
フレンチクルーラーは同じ型紙を何回も使うので結構ボロボロになります。
5~6枚印刷しておいて、フレンチクルーラー1個分作ったら別の型紙にしたほうがいいと思います。
さて今回は『ストロベリーカスタード』で説明させていただきます。
写真撮り忘れちゃったので、すみません。
まずはパーツを2つに折って、ステッチ用の型紙を置いてチャコペンで線を書きます。
液体タイプのチャコペンだと型紙が濡れてすぐにダメになってしまうので、色鉛筆タイプのチャコペンやシャーペンなどを使って書くといいです。
チャコペンの上を【なみ縫い】でステッチします。
縫い始めの玉結びは内側に隠してください。
糸は【クリームイエロー DMC 744】を使用。
次に 綿を入れながら外側を【ブランケットステッチ】で縫い合わせます。
綿はしっかりと入れてください。
要ピンセットです。
できあがったソラマメのようなパーツを全部で12個作ります。
チョコがかかっているのを作る場合は、12個のうち5個をチョコレートの色にしてください。
写真はストロベリーカスタードフレンチなので、クリームイエローが7個、ベビーピンクが5個となっています。
4,縫い合わせる
次に出来上がったパーツを縫い合わせていきます。
パーツ同士を5㎜ほどずらして重ねて、【なみ縫い】で縫い合わせます。
パーツ同士が重ねっている部分を【なみ縫い】します。
糸をひいてしっかり縫い合わせてください。
縫い始めと縫い終わりの1針は2~3回返し縫いをするといいです。
そのまま次々縫い合わせていきます。
3個めからは、前に縫ったのをめくって縫い合わせていきます。
上手く説明できないのですが、今まで縫ってきたパーツ全部を貫通するように縫うのではなくて、1つ前のパーツと新しいパーツを縫い合わせていきます。
残りのパーツも縫い合わせていきます。
8~9個めくらいが1番縫いづらいです。
チョコレートパーツは土台パーツで挟むような順番で縫いあわせてください。
とにかく1個めと12個めが同じ色になるように。
次に1個めと12個目をグイっと重ねます。
いままでと同じように5㎜ずらして重なるように。
パーツを斜めに倒すようにすると重ねられます。
最後に1個目と12個目を縫い合わせます。
ここ「どうやって縫い合わせるの?」って思うと思うのですが、どうにかして縫い合わせます。針を何回も刺して、あーだこーだ縫い合わせます。
内側はほとんど見えないので多少汚くなっても大丈夫です。
6個作ったけど「こうやって縫うんだよ」っていう正解は見つけられませんでした。
最終的には根性と気合と妥協です。
プレーンのフレンチクルーラーとショコラフレンチであれば、手で形を整えたらこれで完成です。
5,クリームを刺繍する
チョコレートがけの場合はクリームがサンドされているので、刺繍していきます。
出来上がったフレンチクルーラーの形を手で整えたら、だいたい真ん中にチャコペンで線をひきます。
好みのクリームの色の刺繍糸を6本取りにして、刺繍していきます。
今回はカスタードクリームなので、【レモンイエロー COSMO 300】を使用しました。
まずチャコペンで書かれた線よりも5㎜くらい奥に針を刺します。
パーツ1個につき2週ステッチしたら、次のパーツにステッチします。
クリームイエローのパーツ全部に刺繍します。
あとは手で形を整えて完成。
大きさは7.5~8㎝くらい。
6、作品例
『フレンチクルーラー』
- RN-32 クリームイエロー ×12
- 糸・クリームイエロー DMC 744
『エンゼルフレンチ』
- RN-32 クリームイエロー ×7
- RN-36 バーントアンバー ×5
- 糸・クリームイエロー DMC 744
- 糸・バーントアンバー OLYMPUS 739
- クリーム糸・オフホワイト OLYMPUS 850
『ストロベリーカスタード』
- RN-32 クリームイエロー ×7
- RN-2 ベビーピンク ×5
- 糸・クリームイエロー DMC 744
- 糸・ベビーピンク DMC 818
- クリーム糸・レモンイエロー COSMO 300
『ショコラフレンチ』
- RN-11 チョコブラウン ×12
- 糸・チョコブラウン COSMO 2311
『エンゼルショコラ』
- RN-11 チョコブラウン ×7
- RN-36 バーントアンバー ×5
- 糸・チョコブラウン COSMO 2311
- 糸・バーントアンバー OLYMPUS 739
- クリーム糸・オフホワイト OLYMPUS 850
『ショコラカスタード』
- RN-11 チョコブラウン ×7
- Kフェルト 118 オフホワイト ×5
- 糸・チョコブラウン COSMO 2311
- 糸・オフホワイト OLYMPUS 850
- クリーム糸・クリームイエロー DMC 744
感想
これは、本当に本当に作るのが大変でした。
実際にフレンチクルーラーを買ってきて、観察しながらあーでもないこーでもないと考えているのに、少し目を離すとフレンチクルーラーが食べられていて困りはてました。(犯人は娘)
試作もたくさん作って、最終的にこの形に落ち着きました。
今回作ったドーナツの中でも1番の自信作です。
完成した時は嬉しくて嬉しくて、夫に「これすごくない?」って10回くらい聞きました。
「もしかしたら自分は天才なんじゃないか」ってちょっと思いました(笑)
これも本体の型紙は1つだけですが、縫い方を工夫することでリアルに作れたと思います。
ただ、作るのは難しいし面倒です。
とくに8~9個目のパーツを縫い合わせるところと、最後縫いつなげるところはかなり難しかったです。
6個も作ったけど結局正解が見つからなかった。
今回クリームの部分は刺繍にしました。
実物を見ても、そこまで外側にクリーム見えないよな、と思ったので。
あまり目立たないかもしれませんがこれで良かったと思っています。
手間暇かかりますが、良かったら作ってみてください。
ここまで見てくださってありがとうございます。次回は『ドーナツポップ』を予定しています。
質問や感想などお気軽にコメントください。
それではまた(/・ω・)/