フェルトでパイを作ってみた
こんにちは、照り焼きチキンです。
しばらく更新してなくて申し訳ないです。
しかし9月になるというのにこの暑さはいつまで続くのでしょうか。
照り焼きチキンは雪国出身なので暑いのは本当にキツいです。
さて、今日は『パイ』の作り方を書いていきたいと思います。
今回作るのは
- ラズベリーチーズパイ
- アップルパイ
- フランクパイ
- グラタンパイ
パイもマフィン同様、時代によって大きくビジュアルが変わるので、半分オリジナルのデザインになっています。
フェルトは大量に使用します。
材料・道具
- ウォッシャブルフェルト
- 刺繍糸
- 手芸綿
(全種合計42個作るのに500gくらい必要) - 針(9号短針)
- 刺繍針
- はさみ
- セロハンテープ
- ピンセット
- チャコペン
フェルトと刺繍糸についてはこちらを参考にしてください。
針は自分の縫いやすいものを使ってください。
私は縫い合わせるときは9号短針、刺繍するときには刺繍針を使います。
ハサミは裁ちばさみより、小回りの利く工作ばさみのほうがいいと思います。
セロハンテープは大量に使用するのであらかじめ何巻きか購入しておいてください。
ピンセットは100均のものでいいので、あると格段に綿詰めが捗ります。
特にフレンチクルーラーのように小さいパーツに綿を入れるときは必須と言ってもいいです。
フェルトにチャコペンで書いてもどんどん消えていってしまいますが、チャコエースⅡを使うことが多いです。
場合によってはシャーペンやボールペンで書いています。
『パイ』の型紙
↓↓ダウンロードはこちらから↓↓
フェルトのドーナツ 型紙.pdf - Google ドライブ
A4サイズで印刷してください。
全ドーナツの型紙が一緒になっています
『ラズベリーチーズパイ』の作り方
1,型紙を使ってフェルトを切る
型紙を使ったフェルトの切り方はこちらで紹介しています。
2,1個作るのに必要なパーツ
ウォッシャブルフェルト
- パイ(四角)①(RN-32 クリームイエロー) ×4
- パイ(四角)①(RN-34 ハニーブラウン) ×2
- パイ(四角)②(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(四角)②(RN-34 ハニーブラウン) ×3
- パイ(四角)③(RN-23 トマトレッド or RN-18 ストロベリーレッド)
刺繍糸
- ハニーブラウン DMC 782
- クリームイエロー DMC 744
- トマトレッド COSMO 800
3,型紙③の切抜
最初は型紙③を切り抜き方から。
まず型紙を使ってフェルトに切り抜く部分を書きます。
私はボールペンで書きました。
これをカッターとハサミを使って切り抜いていきます。
このとき、まずはカッターを使って対角になる2辺を切り、残りの2辺をハサミで切るのが1番綺麗に切り抜けました。
切り抜いたら裏返し(下絵が見えないように)、クリームイエローの型紙②に【たてまつり縫い】で縫い付けます。
穴の部分だけ縫って、外周は縫わないでください。
3,型紙①の作り方
次に型紙①を作っていきます。
型紙①の端を1㎝折って、【なみ縫い】で縫っていきます。
角もまつり縫いしておきます。
このとき下のフェルトは縫わずに、折った部分だけ縫った方が綺麗に仕上がります。
ラズベリーチーズパイの場合は、
ハニーブラウン×2、クリームイエロー×4 を作っておきます。
折った方が裏となります。
3,型紙②の作り方
ラズベリーチーズパイの場合、型紙②はハニーブラウンが3つとクリームイエローを1つ用意します。
そのうちクリームイエローは先ほど型紙③のパイ上部を作るのに使用しました。
残りはハニーブラウンが3つ。
そのうち1つはチャコペンでフチから7㎜のところにグルっと印をつけておいてください。
もう1つは1枚の状態で、周りをブランケットステッチで縫って補強しておきます。
この作業はやってもやらなくても大丈夫です。
最後1つはそのままで。
3,各パーツを合わせる
パーツを画像の順番で重ねます。
左の2つは後で合わせるので、今は8パーツだけを重ねます。
重ねたら、ズレないように真ん中を3㎝くらいザックリ縫って留めておきます。
2~3周くらいかな。
そのあと、1番上のチャコペンで書いた線の上を1㎝くらいのなみ縫いでザクザク縫い合わせていきます。
画像ちょっと見にくいのですが、こんなふうにパーツがずれないように縫い合わせていきます。
糸はギューッと引く必要はないけれど、パーツ同士がずれないようにしっかり縫ってください。
次に底パーツを【ブランケットステッチ】で縫い付けていきます。
次に赤い上部パーツを【ブランケットステッチ】で縫い合わせていきます。
最後5~6㎝くらいになったら綿を入れていきます。
綿は少量を2~3分割して、不均等に入れていきます。
最後に手で形を整えて完成です。
綿を不均等に入れることで、表面が凸凹してリアルになります。
『アップルパイ』の作り方
次はアップルパイ。
作り方はラズベリーチーズパイと一緒です。
ウォッシャブルフェルト
- パイ(四角)①(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(四角)①(RN-34 ハニーブラウン) ×5
- パイ(四角)②(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(四角)②(RN-34 ハニーブラウン) ×2
- パイ(四角)②(RN-17 マリーゴールド) ×1
- パイ(四角)③(RN-34 ハニーブラウン) ×1
刺繍糸
- ハニーブラウン DMC 782
- クリームイエロー DMC 744
重ねる順番は以下の通りに。
『フランクパイ』の作り方
次はフランクパイ。
作り方はラズベリーチーズパイとほぼ一緒ですが、上部のアミアミと、ソーセージを入れるところが違います。
ウォッシャブルフェルト
- パイ(四角)①(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(四角)①(RN-34 ハニーブラウン) ×5
- パイ(四角)②(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(四角)②(RN-34 ハニーブラウン) ×1
- パイ(四角)②(RN-23 トマトレッド or RN-18 ストロベリーレッド)
- ソーセージ(RN-6 ブラウン)
刺繍糸
- ハニーブラウン DMC 782
- クリームイエロー DMC 744
まずパーツ③は2つ用意して、重ねて【ブランケットステッチ】で縫い合わせる。
外周はまだ縫わなくて大丈夫です。
次はソーセージ作り。
ソーセージパーツを2つに折って、【ブランケットステッチ】で縫います。
縫い目が真ん中にくるようにして、綿を入れながら端を【ブランケットステッチ】で縫います。
これでソーセージの完成。
あとは各パーツを合わせていきます。
最後に上部のアミアミパーツを縫い付けるときに、綿を入れずにソーセージパーツを入れます。
ソーセージパーツの縫い目は下にくるように置いてください。
『エビグラタンパイ』の作り方
これだけ六角形のパイですね。
ウォッシャブルフェルト
- パイ(六角)①(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(六角)①(RN-34 ハニーブラウン) ×5
- パイ(六角)②(RN-32 クリームイエロー) ×1
- パイ(六角)②(RN-34 ハニーブラウン) ×2
- パイ(六角)②(RN-24 アイボリー) ×1
- パイ(六角)③(RN-34 ハニーブラウン) ×1
刺繍糸
- ハニーブラウン DMC 782
- クリームイエロー DMC 744
重ねる順番は以下の通りです。
エビ感がないので、余裕のある方はアイボリーのフェルトにエビやコーンなどを縫いつけたり刺繍してから作っていくといいかもしれません。
感想
パイは使うフェルトの量が多くて多くて(;´・ω・)
できるだけフェルトの消費は抑えたかったのですがこれが私の限界でした。
クリームイエローとハニーブラウンの2色を使うことで、よりリアルにパイの層を再現しています。
1番上手にできたのはフランクパイかな。
チョコブラウンなどを使えばショコラカスタードパイなども再現できると思います。
アミアミを切り抜くところや縫うところが非常に面倒ですが、そこが終われば作り方は難しくないので良かったらチャレンジしてみてください。
さて、これでようやくドーナツシリーズの記事が書き終わりました。
難しいところや面倒なところもありますが、完成してズラッと並べると中々壮観です。
子どもに喜んでもらえると苦労も報われる気がします。
興味がある方はぜひ作ってみてください。
そしてもしよかったら作った感想などをコメントしていただけると照り焼きチキンは大変嬉しいです(*'ω'*)
ここまで見てくださってありがとうございます。
質問や感想などお気軽にコメントください。
それではまた(/・ω・)/