前回までの記事
こんにちは、照り焼きチキンです。
もうすぐ3歳になる息子が筋トレ大好きで心配になります。腹筋とかめっちゃやってる。
そんな息子の将来の夢はキリンになることらしいです。
さて、前回に引き続き『トロピカルパクト』の作り方。この記事は②プラバン編です。
前回までの記事はこちら↓
材料と道具
- scotch透明粘着テープ(ダイソー)×1
- 透明両面テープ(ダイソー)×1
- プラバンフロストタイプ(セリア)×1
- プラバンインクジェット用フロストタイプ(セリア)×2~3
- プラバンホワイト(裏貼り用)×1
- マグネットシート 2㎝角を4枚
- ポスカ白・細字
- ラメマニキュア
- アクリルガッシュ白
材料の詳しい説明は前回の記事で説明したので省きます。
道具は
プラバンの作り方
絵を描いて→切って→焼いて→平らにする
これだけです。プラバンのパッケージにも書いています。
今回はほとんどプリンターで絵を印刷して使えるプラバンを使用するので、絵を描く手間もかなり軽減しています。
ただ、一部のパーツは白ポスカで手書きします。
ちゃんと図案用意してるから大丈夫。
焼くときはいくつかポイントがあります。
- 温度設定ができるなら160℃で
- 1分くらい予熱してオーブントースター庫内がしっかり温まってから
- アルミホイルよりクッキングシートを使う
- 大きいパーツはクッキングシートで挟んで焼く
- 縮み終わるまで待つ
- 焼き終わったらクッキングシートごと素早く辞書などに挟む
特に4.大きいパーツはクッキングシートで挟んで焼くが重要です。
これをしないと大きいプラ板は絶対くっついて丸まります。いったい何度失敗したことか。
二つ折りにしたクッキングシートに挟んで焼くか、クッキングシートを上下にかぶせて焼いてください。
クッキングシートに挟んでも丸まってくっついてしまうこともあるかもしれませんが、やらないと大きいパーツはくっつきます!
今回は大きいパーツは1つだけなので、それだけはクッキングシートでサンドして焼いてください。
※クッキングシートを長時間トースターで使用すると発火のおそれがあります。必ず目を離さずに、大人と一緒にご使用してください。
図案のダウンロード
図案の画像
今回使う図案の画像を載せておきます。転載・商用利用不可です。
図案のダウンロード
はがきサイズのインクジェット対応プラバンに印刷
・はがき プラバン用ハートクルリング図案.pdf - Google ドライブ
・はがき トロピカルパクトパーツ図案.pdf - Google ドライブ
A4普通紙に白黒印刷
・A4普通紙 トロピカルパクトプラバンパーツ図案.pdf - Google ドライブ
インクジェット対応プラバンは、パッケージには「薄めに印刷してください」と書いてありますが、それを考慮して図案の色を薄めにしているので『普通』に印刷してください。
印刷の向きに気をつけて!ザラザラのほうに印刷されます。各プリンターの設定に従ってください。
印刷したら5分以上放置して、しっかりインクを乾かしましょう。
次回使う図案
次回使う図案もダウンロードできるようにしておきます。
・A4シール紙カラー トロピカルパクト シール.pdf - Google ドライブ
・A4白黒 PPシートで作るトロピカルパクトの型紙.pdf - Google ドライブ
ハートクルリングの作り方
まずはインクジェット対応プラバンに印刷します。
プラバンを切るときは、印刷が薄くて見えないのでちょっと工夫します。
A4普通紙に白黒印刷した図案にプラバンを重ねてセロテープで固定し、図案の紙ごとハサミで切っていきます。
ちょっと使ってる図案が上の写真のとダウンロードできるのとで違うんですけど、外枠の線が分かればいいので大丈夫です。
切ったプラバンを焼き縮めたら、裏貼り用の白プラバンに両面テープで貼り付けます。
いつもはこの作業、接着剤でやってたんですけど、接着剤の黄変が気になるのとくっつくまでの時間を待ちたくないので両面テープを使いました。
いい感じなので今後も両面テープを使いたいと思います。
テープは接着剤の代わりなので、端の方までしっかり貼ってください。
しっかり圧着したら、ハサミかカッターで切ります。
切った後に側面を紙やすりで整えてあげると仕上がりが綺麗ですが、やらなくても大丈夫です。
間違って表面削らないように注意して。
後ろにマグネットシートを張り付けてハートクルリングの完成。
写真のハートクルリングはちょっと大きいやつなので、実際貼るときはマグネットシートも少し切らなきゃダメかも。
私はやらなかったけど、レジンやマニキュアで表面をコーティングしても可愛いと思います。
白ポスカで描くパーツの作り方
図案を描き写してハサミで切る
次は白ポスカで描く大きいパーツとハート型のパーツを作っていきます。
使うのはB5フロストタイプのプラバン1枚。
このパーツ、フロストである必要はないので透明のプラバンでもいいんですけど、収縮率をこのプラバンで計算しているので、できればこれで作った方がいいかと思います。
今回使う図案はこれの右側、図案②の方。
プラバンを図案に重ねてセロテープで固定したら、白ポスカ・細字で描き写していきます。
ザラザラしてる方に描いてください。
右利きの人は左側から描いていくといいですよ。
描いたところが乾くまで触らないように。乾いてもあんまり触らないように。
ペンは白ポスカ・細字or極細字を使ってください。
別のホワイトマーカーで描いたら、後でマニキュア塗ったときにめっちゃ溶けてきた。
せっかく作ったのがダイナシになって悲しかったです。
描き写して切ったのがこちら。
プラバンの切り方
ここでちょっとプラバンの切り方を。
特にカーブの切り方ですね。
プラバンはカーブを切るとき割れやすいです。
なのでまずは外側の線に沿って切ります。この図案だと円になるようにですね。
次にどっちかのカーブだけ切込みを入れます。
反対のカーブにもハサミをいれ、余分なところを切り落とします。
プラバンを裏返したりして、切りやすいようにしてください。
一気に切るのではなく、こんな風に3工程くらいに分けて切ると綺麗に切れます。
面倒かもしれないけど、プラバンが割れてせっかく描いたのが無駄になるよりはいいので頑張ってください。
マニキュアを塗る
ハサミで切ったら焼き縮めます。
大きいパーツは焼いてる途中でくっつきやすいので、クッキングシートを上にもかぶせて焼いてください。
焼きあがったら、ポスカで描いた方に透明のラメマニキュアを塗ります。
写真だとハートの方に縫ってないんですけど、後からやっぱり縫ったので、ハートの方にも縫ってください。
マニキュアが乾いたら、ハートのパーツを両面テープで貼り付けます。
レジンが得意な方は、マニキュアを塗らずにラメ入りレジンでぷっくりさせても可愛いかも。
スティックとその他のパーツの作り方
印刷して切る
まずはインクジェット対応プラバンに印刷します。
次にスティックの上部分を白ポスカで描いていきます。
プラバンを図案に重ねてセロテープで固定したら、白ポスカ・細字で描き写していきます。
ザラザラしてる方に描いてください。
スティックの表パーツ(1p目)と裏パーツ(2p目)、両方描いてください。
描いたら線に沿ってハサミで切っていきます。
カーブの切り方は先ほどのやり方を参考にしてください。
他のパーツも切っていきます。
上部の貝型パーツを切るときは、印刷が薄くて見えないのでちょっと工夫します。
A4普通紙に白黒印刷した図案にプラバンを重ねてセロテープで固定し、図案の紙ごとハサミで切っていきます。
切り終わったら焼き縮めます。
スティックの作り方
スティックは、まず上の貝の部分にラメマニキュアを塗ります。
裏側(印刷したほう)にマニキュアを塗ったのですが、このプラバンだと曇りガラスみたいになるので表面にも塗りました。
下の持ち手の部分は白のアクリル絵の具を原液で塗りました。
しかし、インクジェットと相性が悪いのかちょっと滲んでしまったので塗らなくてもいいかもです。
マニキュアや絵の具が乾いたら、両面テープで各パーツをしっかり貼り合わせる。
可愛いー(^_^)
インクジェット対応プラバンは個体差が大きく、パーツが正確に同じ大きさになりません。
なので貼り合わせるとちょっとズレができるんですけど、細かいことは気にしない。
他のパーツの作り方
他のパーツも裏処理していきます。
上部の貝型パーツは白プラバンを貼りました。
他パーツは裏処理しなくてもいいけど、やるなら白プラバンかアクリル絵の具。
これでプラバンパーツは全部作りました。
ちょっと感想的な
今回初めてインクジェット対応プラバンを使ったのですがその感想を少し。
まず、他のプラバンに比べてかなり薄い。
焼く前はわからなかったけど、焼いてみるとかなり薄い。
裏貼りプラバンとかレジンで補強してあげないと大きいパーツは割れちゃうかも。
でも薄いからピアス作るのとかにはいいかも。
あと焼いたときに歪みやすい。
プラバンは縦と横の収縮率が違うことはよくあるんですけど、このプラバンは形が歪む。
どういうことかっていうと、正方形に作ったのに焼くとちょっと平行四辺形になるということ。
もちろん全部がなるわけではないけど、個体差が大きい。
なので、必要な枚数より多めに買っておいて、失敗した時に備えておいた方がいいです。
今回、普通のB5サイズのフロストプラバンにも試しに印刷して作ってみたのですが。
仕上がりに圧倒的に差がでました。
普通のフロストプラバンに印刷はできたけど(ちなみに我が家は染料インク)、じわじわ滲んでしまいました。
その点インクジェット対応プラバンは、細かい線もハッキリ印刷されたので、やっぱり違いがあるのだと実感しました。
はがきサイズだと小さすぎて不満があるんですけど、紙じゃなくてプラスチックだから、プリンターに給紙することを考えたらこの大きさが限界なのかな。
B5までとは言わないから、もうちょっと大きいサイズがでてくれると嬉しいです。
あとはマニキュアを塗ったときに違いが出ました。
B5フロストプラバンは焼くと曇りガラスみたいになるんですけど、マニキュアを塗ると透明になるんです。
インクジェット対応プラバンは、マニキュアを塗っても半透明のままでした。
これを活かすかはきっと作り手次第なんでしょうね。
というわけで、ここまで見てくださってありがとうございます。
次回は本体を作っていきます。
感想などお気軽にコメントください。
それではまた(^_^)/