気づけば時がたつ
お久しぶりです、照り焼きチキンです。気づけば前回の更新から2カ月。ちまちまといろいろ作ってたんですけどパソコンを起動してブログ書くのが面倒でこんなに久しぶりになってしまいました。オトナプリキュアに毎話泣いている今日このごろです。
なんかねー、インフルエンザとか流行ってて学級閉鎖とかになるし子どもも風邪ひいて順番に休むし、私もうつって具合悪くなるしで全然思うように時間が使えない。
とりあえず今回は9月に作ったものだったんですけど記事にしていこうと思います。
憧れのデコロール
ブックオフで見つけたこちらのデコロールの本。
見つけた時もうキュンときちゃって即買いました!これより前にも第1弾が出ていたんですけど、発売された2010年当時は学生でケーキを焼けるようなオーブンを持ってなくて、憧れてたけど立ち読みで終わっちゃってたんですよ。
現在はAmazonでも新品での取り扱いはないみたいなんですが中古では結構お手頃価格であるみたいなので興味がある方はぜひ購入してみてください。
せっかくなので娘の誕生日ケーキはこのデコロールの本を参考にして作ってみることにしました。
今まで作ったキャラケーキ
過去にブログでも紹介しているのですが今まで作ってきたキャラケーキは色をつけたホイップクリームで作ったものでした。
キャラケーキはチョコプレートで作る方も多いと思うんですけど、チョコプレートだと切りにくい・食べにくい・チョコレートの着色や温度管理が難しいと私は思っていて、色付きホイップクリームを冷凍しながら作るキャラケーキのほうが私には向いていると考えていました。
だけどホイップクリームキャラケーキにも欠点があって、それは『胸やけする』ということ。もちろん個人差はあると思うんですけど、私は胸やけしてしまう。
我が家は21㎝型で作るのでキャラクター部分だけでも150~200mlの植物性クリームを使うし、土台のケーキと飾り付けにも300~400mlの動物性生クリームを使用します。
植物性と動物性を両方使うから胸やけするのか、それとも単純にクリームの量が多いからなのか。
なので今回はキャラクター部分をデコロール生地で作って、生クリームの量を減らして作れればいいなと思います。
まずは試作
といってもさあ誕生日に作ろう!と作れるものでもなくて、まずロールケーキの型を持っていないし、コーンスターチとか今まで買ったことない、あと娘は丸い形のホールケーキを希望している。
というわけで、家にある18㎝の丸型を使ってロールしないデコスポンジを試作することにしました。
せっかくなので本番のシナモロールとは違うキャラクターで試作。線が簡単で色数が少なく、可愛いキャラクターということでカービィに決めて、レシピ本は25㎝×25㎝のロールケーキ型の分量なので本の半量で作りました。
で、試作したのがこちら。
ふふふ、試作して良かった!最初から上手に作れるわけないよね、練習大事!
問題は大きく2つ、
- カービィの部分がしわだらけ
- 色がオレンジっぽい
細かく言えばまだまだあるかもだけど大きくはこの2つで。
まず『カービィのい部分がしわだらけ』問題から。
これはクッキングシートが原因でした。使ったシートはスーパーで普通に売ってるやつ。
もうキャラクター部分を焼いてる途中から気づいてたんだけど、たぶん生地の水分を紙が吸っちゃて、しわしわーって。周りのスポンジ部分はメレンゲの量が多いからクッションみたいになったのかな、あんまりシワにはなりませんでした。
これを解決するにはシリコンシートを使うか繰り返し洗って使えるタイプのシートを使うのがいいらしい。
デコロール用のシリコンシートは透明じゃないから好きなキャラクターで作れない。フッ素加工タイプのやつはレビューを見たらテカリや焼きムラができるらしい。
ということでコッタのオーブンシートを購入しました。これなら好きな形に切って使えるし、余った分も他の型に合わせて別の時に使えるので。購入したのはベージュでしたがちゃんと下絵が透けて見えるので問題なかったです。
次に『カービィがオレンジすぎる』問題。
これは卵黄の量が問題でした。試作したあとに気付いたんですけどこのレシピ本には大きく2種類のレシピがあるみたいです。(例外有)
- 卵白4個・卵黄3個を使うレシピ(試作した方)
- 卵白5個・卵黄1個のレシピ
前提として私が使っている着色料は粉タイプのもので赤・青・黄、そしてココアパウダーと抹茶になります。ピンクのとか液体タイプとか使っていたらまた結果は違ったかもしれないのですが、着色する前の生地がもう結構黄色くて、赤を入れてピンクをつくろうとしても卵黄の色でオレンジっぽくなってしまいました。
レシピを見てみると基本は①のレシピなんだけど、薄いピンクなどを広範囲に色づける場合は②の分量になっているみたいです。
なので薄ピンクのキャラクターや真っ白いキャラクターは②のレシピで作ったほうがいいのだと思います。
以上のことをふまえていざ本番!
『シナモロールのデコケーキ』を作ってみた
誕生日当日、前回の反省を踏まえて②のレシピで、洗えるオーブンシートを使って焼いてみました。
どうでしょうか?
シワなく、色も綺麗に焼けたと思います。
シナモン君もちゃんと白いし、ほっぺや風船のピンクもいい感じ。まわりのミントブルーの生地も綺麗に焼けたと思います。線部分はブラックココアではなく普通の純ココアで作りましたが問題ありませんでした。茶色が多いキャラクターだとブラックココアのほうがいいかもしれません。
ただ、輪郭線が一部潰れてしまってますね。これは線を描く生地が少し硬すぎたことと、コッタのオーブンシートの型離れが良すぎて、色の生地を流すときに線部分が浮いてきてしまったためだと思います。
ただ、風船の紐部分のような細い線は後から水で溶かしたココアパウダーで筆書きする予定だったので、その時に潰れた線も筆でなぞって修正することにしました。
これをムースケーキの上にのせて、クリームでデコったら完成!
ぶどうのコンポートから手作りしました。コンポート作って、土台のチョコスポンジ焼いて、ぶどうムース作って、コンポートゼリー作って、キャラスポンジ作って、最後デコレーションした。めちゃめちゃ頑張った。アイシングクッキーはサンリオカフェワゴンで売ってるやつ。
娘大喜び、本当に良かった。ケーキで体力・気力ともに消耗したため夕飯は簡単に作れるメニューにしたくてすき焼きでお祝いしました。
まとめ
最後にまとめとしてデコスポンジのメリット・デメリットを
メリット
- チョコプレートより切りやすい・食べやすい
- 冷凍時間がないからクリームより速く作れる
- クリームの量が少ないので食べやすい・節約になる
デメリット
- ベーカリーシートの初期費用がかかる
- 卵の量が多い
- 土台のスポンジケーキなどは別に作らなきゃならない
ただ、卵の使用量は確かに多いですが(土台のスポンジ分も必要)、価格面で考えると昨今の値上がり分を加味してもクリームをたくさん購入するよりも安くすむのであまり問題ないかと。
土台のスポンジケーキを別に焼かなくてはならない点ですが、まずキャラスポンジを厚めに焼いてスライスするのはやめた方がいいと思います。焼き時間が変わるし、そうするとスポンジに焼き目がついてせっかくのイラストが台無しになると思います。またロールケーキの生地じたいもスライスするのには向いていないと思います。
なので土台は別に作るか、分量を増やして大きな天板で焼いて丸型にくり抜くのがいいと思います。それか普通にロールケーキで作るか。
今回作ってみてとても楽しかったので今度はロールケーキ型を買って、本当のデコロール作りにもチャレンジしてみたいと思います。
ここまで見てくださってありがとうございます。質問や感想などお気軽にコメントください。
それではまた(^_^)/